サンクトガーレン「el Diablo」モルトとホップの凝縮感がたまらない!悪魔という名のバーレイワイン

サンクトガーレン「el Diablo」モルトとホップの凝縮感がたまらない!悪魔という名のバーレイワイン

商品概要紹介

サンクトガーレン「el Diablo(エルディアブロ)」は、リッチで複雑なアロマ、圧倒的な甘みと苦味が特徴のバーレイワインスタイルのビールです。

毎年ボジョレー・ヌーボーの解禁と同時に数量限定で発売されています。
今回レビューするのは2019年ヴィンテージのものです。

基本データ

値段:1本あたり1,445円(税込)
内容量:300ml
アルコール:10%
IBU:91
ビアスタイル:バーレイワイン
国:日本(神奈川)

醸造しているサンクトガーレンとは?

地ビールブーム時代から日本のビール業界発展に尽力してきた、元祖地ビールを名乗る老舗ブルワリーです。

オーナーでありブルワーの岩本伸久氏がビールの道に進んだのは、父の仕事であるサンフランシスコでの喫茶店経営の中でエールビールに出会ったことがきっかけでした。

そのエールビールの華やかで深い味わいに感銘を受け、自分でビールを造ることを決意します。
しかし日本ではビールの自家醸造が禁止されていたため、サンフランシスコで醸造をスタートしました。

そして1994年に日本で地ビール造りが解禁。
その3年後に地元である神奈川県厚木市に醸造所を開業しました。初めはブームの波に乗り好調でしたが、しだいに地ビールブームは下火になり、苦しい時代が続くこととなります。

しかし、自分にはビールしかないと身を奮い立たせ、2003年に現ブルワリーであるサンクトガーレンをたった1人で立ち上げます。
当初は自分の好みのビールである苦味の効いたスタイルを造っていましたが、ビールは苦いから嫌いという女性スタッフの加入により、チョコレートスタウトやパイナップルエールなど新しいビアスタイルにもチャレンジし始めました。

そこから意識が変わり始め、ビールが苦手な人、興味のない人にも飲んでもらえるようなビール造りを目指すようになります。

ちなみにサンクトガーレンの名前の由来は、世界最古の修道院醸造所とされているスイスのザンクト・ガレン修道院からきています。

海外のように多様なビールをみんなが当たり前に飲むような環境を目指し、日本のビール文化の改革に取り組み続けているブルワリーです。

サンクトガーレン 公式サイト

バーレイワインってどんなビアスタイル?

通常の数倍の量の麦芽とホップが使用されて造られる、イギリスで生まれた高アルコールビールです。

ドライフルーツやカラメルなどの非常に複雑な香りと厚みのある味わいを楽しめます。

バーレイワインが生まれた当時のイギリスは、他のヨーロッパ諸国と比べて寒冷な気候だったため、ワインを造るためのブドウが育てられませんでした。
そこで麦を原料にワインを造った結果、バーレイワインが誕生したのです。

アルコール度数は10%以上のものが多く、熟成によってその味わいは洗練されていきます。短くて半年~1年、平均で5年、長いものだと10年以上の熟成期間を経て出荷されます。

通常のビールとは全く味わいが異なるスペシャルなビアスタルです。
大ぶりのワイングラスなどに少なめに注いで、香りを楽しみながらチビチビと味わいましょう。
温度によって大きく変化する味や香りにも注目です。

サンクトガーレン「el Diablo」のコンセプト・パッケージについて

コンセプト

ボジョレー同時解禁
“悪魔”という名の【大麦のワイン】

出典:https://www.sanktgallenbrewery.com/beers/el-diablo/

パッケージ

通常のビールとは全く異なる独特なボトルの形状です。

背の高い円錐状のデザインをしており、紫色のカラーリングも相まってかなりユニークな見た目に感じられます。

エル・ディアブロは毎年ボジョレー・ヌーボーの解禁と同じタイミングで発売されていますが、パッケージはその度に微妙に変化をしています。
ボトルをコレクションとして楽しむのもいいかもしれませんね。

2019年ヴィンテージのボトルは紫のカラーが少しパステルで柔らかいような印象を受けました。
もしやこれが味わいに反映されているのかも…!?

サンクトガーレン「el Diablo」を飲んでみた感想

苦味★★★★★
酸味★★
コク★★★★★
香り★★★★★
のどごし
編集部感想

外観は濃いめの銅色をしています。少し暗めの印象で、熟成感のある色合いです。泡立ちはほとんどありませんでした。

香りは非常に複雑で、たくさんの要素を感じます。ベルギービールを思わせる香りが所々にありました。
干し草のようなしっとりとした青い香り、さくらんぼのような甘酸っぱさ。かすかにカラメルや、プルーンのような甘みを感じます。ナッツのような香ばしさも少しだけありました。
温度が上がるにつれて次第にモルトの蜜のような濃厚な甘さが強まります。

味わいは意外にもスムースですが、長い持続があります。
まずアタックに苦味をじんわりと感じます。モルトの豊かで重みのある味わいもありますが、それにも勝る芯のある苦味です。
しかし、温度上がるとモルトの要素がだんだんと苦味に追いついてきて、バランスが整います。この苦味と甘みがちょうど揃った時が1番ウマい!
飲み込んだ後には鼻からカカオのようなフレーバーと麦芽の甘い風味が抜けていき、長い余韻が続きます。10%の高いアルコールは、ほぼ感じることなく飲み進めることができました。

満足感が非常に高いビールです。さすがバーレイワイン。
1時間かけてゆっくりと飲んだのですが、とても幸せな時間を過ごすことができました!
個人的には12〜13度くらいが1番好みの温度帯です。とはいえその味の変化も楽しみのうちの1つですので、ぜひ冷えた状態から味わってみてください。

来年販売分との飲み比べのためにもう一本買うか悩ましい…!
みなさんもぜひお試しを!

サンクトガーレン「el Diablo」はどこで買える?

Amazon・楽天などのオンラインショップでご購入いただけます。

限定醸造の商品ですので、お買い求めはお早めに!

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