北海道にあるビアパブ併設の小樽ビール醸造所「小樽倉庫No.1」に行ってきました

北海道にあるビアパブ併設の小樽ビール醸造所「小樽倉庫No.1」に行ってきました

北海道の小樽といえば全国でも名高い「小樽ビール」。

1995年からドイツの伝統的な製法で純粋な無添加ビールをつくり続け、“誰にも似ていない”本物のドイツビールを提供しているクラフトビールメーカーです。

その小樽ビールのビアパブ併設の醸造所では、実際に日々稼働している醸造所内を無料で見学できたり、ビアパブではドイツ料理と小樽ビールを一緒に味わうことができます。

今回はお土産を買って帰るという一点を目指していた為にごく一部しか体験できませんでしたが、「小樽ビール」について今よりももう少し知っていただき、より美味しく飲んでいただけるよう、レポートしていきたいと思います!

店舗情報

店舗名:小樽ビール(小樽倉庫No.1)
住所:北海道小樽市港町5-4
TEL:0134-21-2323
URL:https://otarubeer.com/jp/?page_id=357
取り扱いビール:ピルスナー、ドンケル、ヴァイス、季節ビール

小樽ビール(小樽倉庫No.1)のある場所

札幌市内から車で走ること約40分。小樽ビール(小樽倉庫No.1)があるのは、観光地として賑わう小樽運河沿い。

広い空と、潮の香りと、穏やかな水流。最高に開放的なロケーションのなかに立ち並ぶクラシカルな倉庫の一角に佇んでいます。

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小樽ビール(小樽倉庫No.1)の店内の様子

店内に入ると奥には雰囲気の良さそうなビアパブが広がっていましたが、今回は入り口近くの販売スペースへ直行!

レギュラービールや季節ビールが冷蔵されているだけでなく、小樽ビールの長い歴史やこだわりの原材料等の紹介が分かりやすく展示されています。

引用:小樽ビール 公式サイト

ちなみに、ビアパブの様子はこのような感じで、写真の右上に写っている仕込み樽を囲むように配置された客席に、天井が高く広々としたホールのようなスペースでした。

料理にはドイツビールに合うジャーマンポテト、ポークカツ、プレッツェルなど、本場のドイツビアパブの雰囲気が存分に味わえます。

私もこの空間でも飲みたかった…小樽ビール。悔やまれます。

販売エリアに戻ると、小樽ビールの誕生に欠かせなかった「ビール純粋令」が展示されています。

ビール純粋令とは、1516年にドイツでビールの品質向上と小麦やライ麦の使用制限のために制定された「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」としたビールの法律です。

500年以上も前にドイツで制定されたビールの法律が、今日の小樽ビールでは生き続けています。

こだわりを貫き手間をかけてつくりだすクラフトビールならではの姿勢に胸が熱くなります…!

ビールの他にも、今まで見たこともない多種多様な形状のグラスや陶器製のものが、まるで博物館のようにずらりと並んでいます。

何世紀も前のドイツで親しまれていたものでしょうか。

値札がついていたので実際に購入もできそうでした。

クラフトビールファン、またはドイツビールファンなら、きっとワクワクが止まらない空間だと思います…!

小樽ビールで購入した商品

左からヴァイス、ドンケル、ピルスナー

今回、実際に「小樽ビール(小樽倉庫No.1)」で購入したレギュラービール3本セット(1,080円・税込)です。

真ん中のドンケルは帰省直後、早速レビューをしたのでぜひご覧ください。まあ、絶品でした…!!

店舗では各種レギュラービールの他、季節のビールも購入できます。

ただ小樽ビールは全て要冷蔵の商品ですので、一番美味しい状態のビールを味わうには、併設されているビアパブでゆっくり運河を眺めながら過ごすこともオススメします。
私は今回できませんでしたが…(悔い)。

まとめ

今回訪れた「小樽ビール(小樽倉庫No.1)」は、小樽運河の最高の景観のなかで、フレッシュなドイツビールを醸造し提供しているビアパブ併設の醸造所でした。

全国どこでも入手できるビールではない、とてもレアなビールです。

小樽に訪れる機会があればぜひ立ち寄って、その場で新鮮な小樽ビールを飲んでみませんか?

取材・文・写真 = Yuko(CRAFT BEER TIMES編集部)

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