タッチダウン「DUNKEL(デュンケル)」は八ヶ岳ブルワリー醸造長の最高傑作

タッチダウン「DUNKEL(デュンケル)」は八ヶ岳ブルワリー醸造長の最高傑作

商品概要紹介

今回レビューする「デュンケル」は、八ヶ岳ビール タッチダウンが開業当初から醸造しているダークブラウンの濃色ビールで、男女問わず人気を集めるタッチダウンの代表作として掲げられています。

イギリスで開催されるビアコンペティション「World Beer Awards」で、2015年に日本の「Dark Lager」部門で金賞を受賞したビールでもあります。

基本データ

値段:1本あたり540円(税込)
内容量:330ml
アルコール:6.0%
IBU:26
ビアスタイル:デュンケル
国:日本(山梨県)

醸造している八ヶ岳ビール タッチダウンとは?

八ヶ岳ビール タッチダウンとは、かつてキリンビールで「一番搾り」や「ハートランド」の醸造開発責任者を歴任した日本最高峰のビール職人と言われる山田一巳氏が、1997年に誕生させた山梨県清里高原のブリューワリー。

八ヶ岳山麓の伏流水と本場ドイツの生酵母で作られるタッチダウンのビールには、原料のみならず出荷にも特徴があります。それは、無濾過・非加熱のまま問屋や販売店を経由することなく工場から直送すること。つまり、酵母が生きたままの「生ビール」を販売しています。

10人が飲んで10人が「そこそこおいしいね」と思うビールでなく、10人のうち3人が「感動した!」と言ってくれるビールを理想とし、本物にこだわったビールを製造しています。

八ヶ岳ビール タッチダウン公式サイト

ラガーってどんなビアスタイル?

ラガーはドイツ語で“貯蔵”と言う意味で、長時間かけてつくられるビールスタイルのことを指します。

ラガーの特徴は、すっきりした苦味とキレのあるのどごしで、日本ではもっともポピュラーなスタイルです。よくラガーと比較されるスタイルが、深い味わいと芳醇な香りが特徴のエール。エールがじっくり味わうスタイルに対して、ラガーは冷たいうちにグッと飲み干すことで美味しさが味わえます。

歴史を辿ると、ラガーの発祥は中世ドイツのバイエルン地方。その土地の“軟水”を用いて、秋に洞窟の中で氷と共に貯蔵し、翌年の春に取り出す製造方法でつくられたのがラガービールの原型でした。この「低温・長時間」の製法が、ラガーにキレのあるのどごしを生み出しています。

タッチダウン「DUNKEL」のコンセプト・パッケージについて

コンセプト

濃密な焙煎風味のダークラガー

出典: https://www.yatsugatake-beer.com/?mode=grp&gid=932923

パッケージ

ビールの色のような茶色のラベルにセピア色の写真が印刷され、「DUNKEL」と中央に書かれたシンプルなデザイン。ちゃんとカタカナで「デュンケル」とも書かれていますので、読み方に困ることはありませんね。

「デュンケル」はドイツ語で「暗い」という意味で、ビールの世界で言えばライトブラウンからダークブラウンの濃色ビールを指します。このボトルを手に取った時に感じるであろう茶色のラベルは、このデュンケルが実際にどういう色のビールかを想像しやすくするように感じました。

タッチダウン「DUNKEL」を飲んでみた感想

苦味★★★
酸味★★
コク★★
香り★★★★★
のどごし★★★
編集部感想

無濾過ということで濁っているのかな、と思いましたがそんなに強い濁りは感じないような淡いブラウン。味に奥行きを感じられそうな上品な見た目です。

匂いは少しスーッとしていて、ビールビールしている匂いは感じません。ってことはあんまり苦くないのかしら?と思いながら一口目。

うん、そこまで苦くない。色の濃いビールって苦味も味も濃いのかなという先入観がありましたが、そんなこともなく喉越しも良い。意外とすっきりした印象を受けます。何口か飲んでいくとちゃんと後から苦味が来ますが、やはりそこまで強い苦味がくるというわけでもなさそう。
でも味は色から受けた印象の通りやはり濃厚で、フルーティーなビールとは対に位置しているようなコクのあるビールだな、という感想を持ちました。

そして風味に少し焦げっぽさを感じ、甘みのある香ばしさが口の中に広がります。ここが居酒屋で飲むような一般的なビールと比べて大きく違う点ではないでしょうか。
でもその甘さと香ばしさが口に残らず鼻にふわっと抜けていくので、後味がとても良い!
公式ページによると「ローストされたキャラメル麦芽を使用。6週間かけて発酵・熟成させることで、深みのあるしっかりした味わいになる」とありました。
なるほど、このデュンケルのコク・香ばしさ・甘みはキャラメル麦芽と醸造技術によるものだったわけですね!

飲んだ時のシュワっ気が強くないので喉に引っかからないし、アルコールの6%もそんなに強く感じません。ビールの炭酸が苦手な方にはもしかしたら良いかも!

といった流れからお分かりかもしれませんが、飲み心地が良いので、何倍でも飲めそうなビールです。

日本の大手メーカーのビールに飲み慣れた方にとっては香ばしさや甘みをビールから感じるという点でだいぶビールとしての印象が違うかもしれませんが、「最近クラフトビール気になるな」という方にはぜひお試しいただきたいです。
タッチダウン公式ページでも、創業時からデュンケルの醸造に情熱を注いできた名醸造家の山田一巳氏の「一番大好きなビール」「最高傑作のビール」としてデュンケルが紹介されていますので、飲んでみないわけにはいきませんね!

そしてこれは個人的な話ですが、「DUNKEL」というドイツ語から「ドイツのビールってどんな味なんだろう」ということに思いが廻りました。
ドイツのビールをまだ飲んだことがない私でも「ドイツではビールを水のように飲むんだよ」という話をどこかで聞いたことがある程度に、これはあまりにも有名な話ですよね。
ビールを水のように飲むなんて考えられない…と今までは思っていましたが、このデュンケルを飲んでみて、「苦味や炭酸があまり強くなくて後味も口に残らない飲みやすいビールがあるなら、水みたいにビールを飲む文化の人たちにはぴったりなのかもしれないな」なんて思ったりしました。

クラフトビールを飲む楽しさは、世界中のビール文化へ想像が膨らんでいくところにもあるように感じた、今回の「デュンケル」レビューでした!

ああ、ドイツ行ってみたいな。

タッチダウン「DUNKEL」はどこで買える?

楽天などのオンラインショップでご購入いただけます。

CRAFT BEER TIMES 編集部
この記事を書いた人
CRAFT BEER TIMES 編集部
クラフトビール情報をお届けするWEBメディア「CRAFT BEER TIMES」の編集部
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